クレジットカードは便利なので「お得だから」「勧められたから」などの理由で、ついつい何種類も持っている人はいないでしょうか。それが自分のものなら単に情報不足による「自己責任」で済みますが、親の場合はいかがでしょうか。作ったきりで忘れられたクレジットカードがたまって、無駄な年会費を払い続けていたという話は、実はよくあることです。一度、しっかりと親のクレジットカードを見直してあげてみてはいかがでしょうか。

意外に枚数が増えているクレジットカード

(写真=Ollyy/Shutterstock.com)

クレジットカードの代表的ブランドなんてそんなに多くないから大丈夫と思っていても、知らないうちに、財布の中で何枚もカードが重なっているという方は多いようです。

提携している会社ごとに「うちでカードを作ると、こんな特典がありますよ」と言われたり、「お買い上げの際にカードも作っていただければ、こんなにお得です」などと勧められたりして、ついつい作ってしまう……私たちの親世代のカードの種類が多くなっていたという、典型的な背景です。

さまざまな方法で「お得に買い物ができますよ」とアピールするのがクレジットカードです。使うごとにポイントが貯まり、上手に活用すればかなり貯まることもあります。しかしその一方で、使っていない無駄なカードで年会費を請求されていたりすることもあるでしょう。「便利で得する」はずのカードが、これではまったく本末転倒です。

しかも親の世代は、クレジットカードを目的別に使い分けたり、選んだりという知識があまりない世代でしょう。家計術として、「クレジットカードは1枚に絞り込むのがいい」という意見もあります。

見逃していませんか? 高齢の親のカード事情

そこで改めて気をつけたいのが、高齢の親のクレジットカードが現在、一体どうなっているかです。

豊かな年金生活を送っているから自分の親は安心だし、カードを使っている様子もあまりないなどと思っていても、現役時代に比べれば収入は限られています。スーパーで買い物をしていると、まるでポイントカードかのようにクレジットカードを勧められる時代です。気が付かないうちに、カードの年会費などを支払うことになっていては無駄な出費となります。

自分についても考えてみましょう。家計の見直しを図る際に、クレジットカードの枚数やそれに掛かる年会費などは、ついつい見落としがちです。これを機会に、「本当に必要なカードはどれ?」という視点で、親のカードをチェックしてみてはいかがでしょうか。

ここで気を付けたいのは、あくまでも使うのは親だということです。親にとっての必要性の高さを第一に考えてみるべきなのです。特に最近では、シニア世代限定の特典のついたカードもいろいろ出ています。また、恒常的な家計負担を減らしたいということなら、年会費無料のカードを選ぶという手もあります。

一方で、一般的に現役時代に比べて収入は減っているのが普通ですから、クレジットカードの利用上限がそれにつれて下がっているはずということなども、考慮したいポイントです。

親とも相談しながら、使い方と特典、負担のバランスをよく検討し、本当に必要なカードに絞り込んだり、よりよいカードに乗り換えたりするのも、一つの親孝行といえそうです。(提供:IFAオンライン

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