インタビュー

自己顕示欲の発露や素朴な憧れ・羨望も…有名になりたい人たち

(Choreograph/iStock/Thinkstock)

子供の頃に芸能人やプロスポーツ選手をはじめ、「有名人になりたい!」と夢見た人は多いだろう。

そして大人になった今でも、仕事などに取り組む中で「成功して、著名人になりたい!」といった野心を持つ人も少なくないはず。

しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,348名を対象に「有名人になりたいと思う」人の割合を調査した。

■金の次は名誉なのか…

「有名人になりたいと思う」と回答したのは、全体で16.5%と思いのほか少なめ。男女別では、男性が19.3%に対して、女性は13.6%と男性が上回る。

性別・年代別で見てみると

未来を夢見る20代・30代が多いのはわかるが、異色なのは50代男性の突出ぶり。

「プロジェクトX」や「情熱大陸」「カンブリア宮殿」といった、開発秘話や成功の裏側、来し方を紹介するようなテレビ番組は、年齢が高めの男性が好む傾向がある。番組を観ながら「いつか自分も…」「もしも、自分が出ることになったら、こんな言葉を…」なんて思いながら、楽しんでいるのかも。

さらに年収別データを見てみると

年収に比例して、きれいに上昇する。

お金を得ると「次は名誉」が欲しくなると言われるが、年収と共に自己顕示欲がさらに高まるのか。

しかし、「金はないけど、夢はある!」といった展開とは逆の方向で、やや寂しい結果という気がしなくもない。

 

■名を残したい欲求や憧れ

実際に「有名人になりたい」と思っている人に、話を聞いた。

「子供の頃は歌手になりたいと思っていたし、中学生の頃は作家に憧れたりしました。特に才能があるわけでも、『こんな特技が!』なものは、ないんですけどね。(笑)ただ、今はメディアやネットが増えて、昔に比べたら多くの人に、自分の存在を知ってもらう機会があるので、『まだ、何かになれる、可能性はあるのかな』と思います。

 

有名になって何かをしたいというよりも、自分を知ってもらったり、遠い将来に自分が死んでも、名前を残したいというか…抽象的ですけど、そういう欲求なんだと思います」(20代・女性)

 

「昔から人前に出ることが好きで、目立ちたがり屋でした。今もそういう性格は、変わらないですね。ただ、芸能人とかでもないと、そうそう人前に出たり、有名なったりするチャンスはないじゃないですか。

 

ただ、仕事で成功している人の場合、ビジネス誌でインタビューされるとか、テレビでコメントを求められるとかがあって、そういうのを見ると、本気で羨ましいんですよね。もちろんドキュメンタリー系番組の企業人が紹介されるを観るのも、大好きです。平凡なサラリーマンなんで、可能性はほぼゼロですけど、憧れますねぇ」(50代・男性)

 

テレビでも一般の人が密着される番組が増え、思わぬきっかけで有名になる機会はある。もしかしたら今日、突然そのチャンスが訪れる人がいるのかも?