スキル

趣味やガジェット…「意味あるの?」と思われても実は有益な自己投資に

(©ぱくたそ)

終業後や休日、自分のために時間を使ってスキルアップすることはいいことだ。

すぐに仕事に活かせることや将来に自分の目標に近づくためにも、前向きな取り組みとなる一方で、「自己投資の目的」が明確でないと、無駄になってしまうこともある。

世間的には無駄な知識と思われることもある自己投資も、実際はやり方ひとつで「意味のある」ものになることも。

一体どんなものがあるのか、しらべぇ取材班はその実態を聞いてみた。

 

■国内企業でも英語力は必要?

「社会人の自己投資として筆頭に挙がる英会話。ただ外資系や国外企業とのやり取りが発生しない限り、『そのうち使うだろう』と思っても、結局何年も使わなかったり、なかなか身に付かないという声も聞きます。

 

ただ、ITや起業知識などの最新情報キャッチのためには、海外からの情報を翻訳されていない段階で知った方が断然有利です。国内だけで仕事をしていても、資料が届いたら英語だった…ということもあるので、一定レベルの英語力はあると何かと便利ですよ」(30代・男性)

 

海外との取引がないと、無駄と思われる英会話なども英語読解力にシフトすることで、すぐに使えるスキルとなるようだ

 

■趣味的な資格の用途は?

「ヨガインストラクターやワインのソムリエなど、世間には○○インストラクター、○○アドバイザーなど、人より抜きんでて仕事にしない限り、意味がないのでは? と思われる資格がたくさんあります。

 

ただ仕事をする上では、人とのコミュニケーションが欠かせないケースも多く、会話のネタとして生きるケースも多いです。ある営業マンの話では、料理やワインの趣味が高じて資格を取り、趣味を通じて決裁者と共通の話題ができて、仕事に繋がったり、食事会に誘われたり…趣味の範囲に見えますが、仕事に活用している人も少なくないですよ」(40代・女性)

 

仕事で、趣味の話題がコミュニケーションにプラスになることもあれば、趣味で知り合った人が思わぬ仕事人脈に繋がる場合もある。直接的なスキルとは異なるが、持っていれば自分なりの大きな武器になるかも。

 

■最新ガジェットを知っていて何に役立つの?

「最新ガジェット好きな人は、一定数います。特にiPhoneの最新機種は大きな話題にもなるので、普段からそうしたものをチェックしていない人でも、持っている人を見たら『これって、新しいやつ?』と会話の糸口になりやすいです。

 

スマートフォンなんて使えればいいのでは? と思う人も多いでしょうし、興味のない人もいますよね。でも、実際に自分が持たなくても、取引先の担当者が持っているのを見て『これは…』と水を向けると、かなり盛り上がります。

 

自分は直接的にIT業界ではないですが、そうした業界の人と接する機会は多くて、最新の知識を持っているのはITや通信業界では『必須なんだろうな』と。客先で、問われることや知っていないと仕事にならないことまで発生する人にとっては、最新機種を持つことも自己投資のひとつだと思いますね」(30代・男性)

 

今回のように、iPhoneが8とXの2つ登場すると、それぞれ購入するという人もいるが、端末の価格を考えると、仕事や自己投資の意識がないと、なかなか手が出ないだろう。

 

仕事においては直接関係なく、「無駄なのでは?」と思われる知識などが、考え方ひとつで実は有益なスキルになることも少なくない。

新しい自己投資を始めたいと思ったら、仕事やスキルに囚われすぎないことも、自分の可能性を大きく広げるきっかけになりそうだ。

働き女子に伝える、最も重要だが誰もできていないビジネススキルとは?

僕はマーケティング・プランナーとして、またメディア・プロデューサーとして30年以上働いてきた。これは、非常に多種多様な業種、企業と仕事してきたことを意味する。また、さまざまなビジネス・コンテストの審査員も務めてきた。

これらの経験から、日本のビジネス・パーソンに共通する弱点というものが見えてくる。どのような業種、どのような規模の企業、どのようなステージ(スタートアップなのか、老舗企業なのかなど)に関係なく必須のビジネス・スキルというものがあるが、それがまったくできていない。少なくとも、ほとんどの人が習得できていないスキルというものがある。

それはマーケティングとコンセプト・ワークだ。

この2つは、あらゆるビジネス領域において根幹を成すスキルであるにもかかわらず、キチンと習得できているビジネス・パーソンはほとんど皆無だ。どれくらいできていないかというと、外資系大手コンサルのコンサルでさえできていないというくらいできていない。

しかし、あらゆる事業、あらゆる商品の核にコンセプトがあり(というか、そもそもコンセプトとはその「核」のことだが)、どのような事業もマーケティングを行う。

マーケティングという言葉は非常に「理解されていない」言葉だと思う。一昔前まではマーケティングといえば、ビジネスの最前線でも「販売促進」の事だと思われていたし、今でも単なる広告プロモーション程度にしか理解していない人も多い。しかし、マーケティングとはその名のとおり「市場(マーケット)を作る」のが仕事だ。その意味でも、マーケティングと無縁のビジネスなどあり得ない。

かのドラッカー先生もこう喝破している。

経営とはつまるところイノベーションとマーケティングだ。

コンセプトという言葉は、おそららく日本のビジネス社会ではマーケティングという言葉以上に理解されていない言葉だと思う。

もう30年位前になるが、まだ若かった僕は勝手に「コンセプト・メーカー」という肩書きを作って名刺に入れていたい。すると会う人から必ず「コンセプトってなんですか?」と質問されたものだ。大企業のマネージャー・クラスでも当時はそんなものだった。

今ではそんな質問をしてくる人はいなくなったが、ではちゃんと理解されているかというとそうでもない。ある時、外資系コンサルのプレゼンを聞いていて、どうにも焦点がハッキリしないのでプレゼンターに「悪いけど、このプランのコンセプトを説明してもらえる?」とリクエストした。すると彼は、その「コンセプト」を延々と語り始めたのだ。

その説明が1分を超え、2分を超え、3分くらいになった時に、イライラした僕はその説明を遮って締まった。

ここで僕がなぜいらついたのか、瞬時に理解できる人はコンセプトの意味を理解している人だ。わからない方には、この後で詳しく解説するのでぜひご覧いただきたいが、ようするに僕がいらついたのは、コンセプトの説明を求められた彼がコンセプトの意味を理解していなかったからだ。外資系コンサルでもこの程度である。

というわけで、マーケティングもコンセプト・メークも、ビジネス・パーソンにとって必須のスキルで、一生使える基本技だ。しかも習得できている人が少ない。ということは、習得すれば非常に優位性を獲得できるというわけだ。巷には多種多様なビジネス・ノウハウ本(別名小手先ノウハウ本)が溢れているが、しっかりとこの二つのスキルを習得した方がはるかに役立つし、コスパも良い。

というわけで、当サイトでも働き女子のみなさんのために、マーケティングとコンセプト・メーク(コンセプト・ワーク)について随時、いろいろとお伝えしていくつもりだが、今回は基本中の基本をお伝えする。

コンセプトってなに?

 

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【ハイスペック女子のためのビジネス講座】事例研究はやめなさい

事例研究は意味が無い

ハイスペック女子のみなさん。事例研究してますか?

事例研究はビジネス・パーソンにとても人気のあるお勉強方法です。

僕も社会貢献からマーケティング、ブランディングまでいろいろなテーマで講演を頼まれますが、テーマがなんであれ事例を紹介して欲しいというリクエストをよく受けます。それだけ多くの人が事例を知りたいと思っているわけですね。

なので、僕も講演やセミナーでは事例を紹介しますが、正直に言ってこれが何の意味があるのだろうといつも思います。

少なくとも、新しい何か(商品とかビジネスとか)を生み出そうとしているイノベーション女子や起業女子には事例研究はあまり役に立たないと思ってます。

だって、今までに無い何かを生み出すことがイノベーションであり、起業ですからね。事例研究というのは、過去に成功した商品やサービス、ビジネスをモデル化して学ぶってことですが、新しいことに「先例」などあるはずもありません。

たとえば、ソフトバンクもユニクロも大成功した事例ですが、これらを研究して真似したってソフトバンクやユニクロには勝てないわけです。

しかし、ビジネス・スクールでは事例研究(ケース・スタディ)をガンガンやります。それは効果があるからやるんじゃないのかと思うかもしれません。しかし、そうではない。少なくともイノベーション女子や起業女子にはあまり意味がありません。

ビジネス・スクールでケース・スタディをやるわけ

ビジネス・スクールで事例研究をやるのは、事例研究が誰にとって役立つのかを考えると理解できます。端的に言って、事例研究は大企業のためのものです。大企業の経営幹部や経営企画、マーケティングなどの部署のスタッフには役に立ちます。

たとえば、ある業界の2位企業が大ヒット商品を出したとする。その場合、トップ企業はどうするかというと、その新商品を徹底的に研究して、対抗商品を出してきます。これがトップ企業の正しい戦略です。この場合、2位企業のヒット商品を事例研究することには大いに意味があります。

これが、2位企業、3位企業でも、トップ3が団子状態になっているような業界であれば、下位の企業がトップ企業の事例研究をするのも意味があるでしょう。

しかし、たとえばトップ企業がその市場の70%位を占めていて、2位以下が10%程度とか、ガリバーが存在する業種では、下位の企業がトップ企業のマネをすることは何の意味もありません。

あるいは、かつてのIBMとアップル、現在のトヨタやGMとテスラの関係のように、既に巨大な企業が存在する業界に、まったく新しいイノベーション企業が出てきた時に、巨大企業がベンチャー企業の事例研究をやる。これも意味があります。

つまり、事例研究は強者のスキルなのです。

そして、ビジネス・スクールは基本的に(従来はというべきか)企業の幹部候補生を輩出するためのものなので、事例研究は意味があるというわけです。

なので、これからスタートアップしようと考える起業女子はもちろん、大企業の中にいてもまったく新しい何かを生み出そうとしているイノベーション女子にとっては、事例研究はあまり意味が無いわけです。しかし、まったく無意味というわけでもありません。

起業女子やイノベーション女子が事例から学ぶべきこと

起業女子やイノベーション女子も、事例を学ぶことで役に立つこともあります。

それは、偉大な経営者がなぜにそのビジネスを成功させることができたのか。その背景を理解することで、自分がなにをやるべきか、成すべきかを考えるヒントを得ることです。

ここで簡単に事例研究をしてみましょう(笑)

スティーブ・ジョブズという人は、大雑把に言ってMac、iPod、iPhoneという革新的な製品を生み出しました。パソコンから始まってスマホで終わるわけですが、彼のやってきたことは生涯、変わることはありませんでした。

ジョブズの価値観。それは「自由」です。

ジョブズはアメリカのヒッピー世代で、彼自身も死ぬまでヒッピーでした。そして、ヒッピーの最大の価値観は「自由」です。

ジョブズが生み出したものはすべて、この「自由」という価値観を満たすためのものでした。

今の人は想像でもできないでしょうが、70年代はIBMが世界の巨人で「21世紀はIBMが世界を支配する」と本気で言われていました。そのような状況の中で、IBMの支配を阻止し、世界に自由をもたらすために開発された武器。それがMacです。

Macが生み出されたことで起きたことはメディアの解放です。今ではノート・パソコンでウェブも作れる、動画も音楽も編集できますが、当時は動画編集も音楽の編集も高価なスタジオを使わなければできませんでした。雑誌を発行することも高いコストがかかりました。それをパソコンでできるようにしたのがMacです。テレビ局や映画会社やレコード会社、出版社でなければできなかった動画編集、音楽編集、雑誌の編集が、Macさえあれば誰でもできるようになったえわけです。

ジョブズはヒッピーだったので音楽が大好きでした。それで、どこでも自由に自分が好きな音楽を楽しめるようにiPodを作りました。当時、すでにウォークマンというものがありましたが、これは持ち歩ける曲数が限られてしまう。もっとたくさんの好きな曲を自由に持ち歩きたい。そんな思いがiPodを生み出しました。

iPhoneは、フォーンと名前が付いていますが、その正体は電話もできるコンピュータです。コンピューティングとインターネットがもたらす恩恵を、ノート・パソコン以上に手軽に自由に享受できるデバイス。それがiPhoneです。

このように、ジョブズの仕事の背景には常に「自由」という価値観が横たわっています。

ちなみにジョブズの最後の仕事はiTunes Matchです。

これは自分の音楽ライブラリ(CDの曲など)をすべてクラウドにあげて、iPodやiPhoneでどこでも聞けるというサービスです。音楽好きならCDを数千枚、普通に持っています。しかし、これをすべてiPhoneやiPodに入れて持ち歩くことはできませんでした。しかし、クラウドに上げてしまえば、数千枚のCDをネットさえつながっていれば世界のどこでも聞くことができます。

ジョブズは大好きな音楽に、本当の意味で「自由」をもたらし、そして逝ってしまったわけです。

僕らがジョブズの事例から学ぶべき事は、人間の価値観が何を生み出すのか? ということです。あるいは、この世界に新しい何かを生み出すものは、ビジネス・モデルでもマーケティングでもなく、一人の人間の価値観であるということです。

そして、何かを生み出したい起業女子やイノベーション女子のみなさんは、自分の価値観をもう一度見つめ直し、その価値観を満たすことが社会にとって何を意味するのか、見つめ直すことです。

そんためのヒントとしてなら、ジョブズの事例を研究することは大きな意味があると思います。

ぜひ自分の価値観を満たし、ジョブズを超える偉大なビジネスを生み出してください。

 

 

 

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