時計

週間人気記事TOP5(9/23~9/29)【体感型ラジコンコントローラーからシチズン史上最高傑作?の時計まで】

来週から秋めくようですが、衣替えのタイミングって難しいですね。

さぁ、一週間のトピックスをランキング形式でお届けする、週末のDIGIMONO!人気記事まとめです。今回紹介するのは2017年9月23日(土)~9月29日(金)の人気記事トップ5。 体感型ラジコンコントローラーからシチズン史上最高傑作?の時計まで、見逃せない旬の話題をここで一気におさらいしておきましょう。

過去の「週間人気記事TOP5」一覧

 

【第5位】紛失が怖かったけど「Find My Buds」機能に期待!

待望のBOSE製完全無線イヤホン『SoundSport Free』登場。安心の耐水・耐汗仕様です(2017.09.26)

【第4位】UFOっぽいような、タコっぽいような。

えっ、これ電動バイクなの!? フランス発・流線形カウルのレトロ調スクーター(2017.09.25)

【第3位】自分が小っちゃくなった感覚が味わえそう!

ラジコンに乗りこめ!? 京商、一人称視点でRC操縦ができるライド型コントローラーを発表(2017.09.25)

【第2位】洒落たデザインかつ便利!しかも地球にも優しいって素敵

台湾発、充電の手間を省いた電動バイクメーカー「ゴゴロ」はやっぱり凄かった。(2017.09.27)

【第1位】シチズン史上最高傑作のひとつ、かもしれない理由とは?

普通、だけどそれがいい。『プロマスター×mont-bell』はシチズン史上最高傑作だった!(2017.09.27)

文/編集部

京商 1/10 電動4WDバギー ビンテージシリーズ オプティマ 組立キット ラジコン本体 30617

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火星人に作られた?宇宙っぽいインテリア置き時計『Octopod』が襲来だ

今にも動き出しそうな気配。

ロボットや宇宙船にインスパイアされた風変わりな腕時計をデザインしているMB&Fは、火星からやってきたタコ型宇宙人を思わせる置き時計『Octopod』を公式Webサイト上で公開しています。ボディ各部がフル可動して、まるでプラモデルやアクションフィギュアのように楽しめるんですよ。

インパクト大。迫力のデザイン

ガラスで形成された球体の時計部分と、それを支える脚部から構成されている『Octopod』。ガラスには反射防止コーティングが施されており、内部構造を美しく見せてくれます。時計はガラス球ごと上下左右に360度回転できるため、設置場所やスタイルに制限されず自由な方向へ向けることが可能。

注目のムーブメント構造

ガラスの球体の内部には特製のムーブメントを搭載。大きな分針の上でムーブメントが動作するという独創的なデザインが採用されています。時計は機械式で、1回巻けばおよそ8日間は駆動できるのだそう。

個性的なインテリアとしていかが?

足の部分はステンレス、およびニッケルやパラジウムで装飾された真鍮製とのこと。脚のポージングは立った状態、もしくは展開した状態でのロックが可能です。直立状態の本体サイズは幅45×高さ22cm、脚を展開した状態でのサイズは幅28×高さ28cm。本体重量は4.2kgとなってます。

シルバー、ブラック、ブルーの3カラーが存在し、それぞれ50体が限定販売されるとのこと。残念ながら公式ページに本体価格は掲載されていませんでしたが、気になる方はメーカーとコンタクトを取ってみるのがよさそうです。

文/塚本直樹

関連サイト

『Octopod』製品情報サイト(英語)

ブラボー火星人2000 [DVD]

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普通、だけどそれがいい。『プロマスター×mont-bell』はシチズン史上最高傑作だった!

デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び

腕時計はなんとなく欲しいけど、何を買っていいのか分からないという読者のために。業界で“ハカセ”と呼ばれる、腕時計ジャーナリスト広田雅将の腕時計選び指南書『デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び』。

広田雅将の「デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び」連載一覧ページ

 

タウンにもタフにも対応。万人向けの実用時計

日本の時計メーカーにはそれぞれ個性がある。カシオはごつい時計を得意とし、セイコーは高級品を作らせると上手い。ではシチズンはどうか。普通の時計を手がけると、抜群に上手いのである。もちろんシチズンの高級品や、「カンパノラ」といった複雑なモデルにも魅力がある。しかし名は体を表すの通り、普通の人、つまり市民が使う時計のジャンルで、シチズンは他社より頭ひとつぬきんでている。バランスの取れた、実にいい時計を作るのだ。今回取り上げるのは、そんな時計のひとつ、というよりも、シチズン史上最高傑作のひとつ、かもしれない。

筆者が時々買う時計のジャンルに、チタン製のマルチパーパスウォッチがある。見た目はオーソドックスだが、スポーツウォッチ並みの頑強さを持ち、しかも軽くて使いやすい。スイスやドイツにもこういった時計はあるが、筆者の経験を言うと、日本メーカーの物がベストだ。というのも、スイスやドイツの時計メーカーは、チタンという柔らかい素材の加工が、どうも上手くない。仮によくできてても、それらは途方もなく高価なのである。日本のメーカーはチタンの加工が上手いだけでなく、値段も控えめだ。

2016年に発表された、シチズンとアウトドアメーカーのモンベルがコラボレートして作った『プロマスター×mont-bell』は、そういう筆者の好みにどんぴしゃだった。適度な大きさで、防水性能は20気圧、そして軽いチタン製のケースを持ちながらも、価格は3万円台だったのだ。しかし各モデル限定550本。少なすぎると思っていたが、案の定、どの店でも完売とのことだった。筆者は慌ててモンベルの専門店に出かけたが、ついぞ手に入れることができなかった。

シチズン プロマスター×mont-bell 価格:3万7800円 シチズンお客様時計相談室 TEL:0120-78-4807

2016年に発表された限定版をレギュラー化。チタン製の2ピースケースに、光で発電する「エコ・ドライブ」を採用する。アウトドアでの使用を考慮して、ケースは軽く薄く作られている。20気圧防水という性能も十分以上だ。価格は驚異的で、レザーストラップのモデルは3万8880円(ナイロン替ストラップ付)、チタンブレスでも4万3200円だ。エコ・ドライブ。Tiケース。20気圧防水。

筆者以外にも悔しがる人は多かったのだろう。今年、シチズンはこのモデルのレギュラー化を決めた。違いは、ストラップが茶色になったことのみ。それ以外、何も変わっていない。

このモデルの魅力は、実用時計として、理想的なパッケージングを持つ点にある。ケースのサイズは、直径39.75mm、厚さ11.65mmと、普段使いにジャストだ。また時計をひっくり返せば分かるが、このモデルは、裏蓋とボディを一体加工した2ピースケースを持つ。裏が滑らかなため装着感は良いし、裏蓋がないためケースはいっそう頑強なのだ。加えて表面に硬化処理の「デュラテクトTIC」を施してあるため、傷もつきにくい。

▲このモデルの魅力が、アウトドアウォッチらしい高い視認性。針はやや細いが、大きなインデックスを持つため、時間はかなり読み取りやすい。

裏蓋を持たない2ピースケースにできた理由は、このモデルが光で発電する「エコ・ドライブ」のためだ。光を当てれば時計が動き出すため、エコ・ドライブは、交換バッテリーを持たない。そのためバッテリーにアクセスする裏蓋を省けたのである。

▲驚くべきは、裏蓋を持たないこと。防水性は高まるが、製造コストは上がる。3万円台という価格で2ピースケースを採用したのは驚異だ。

またこのモデルは、電波を受信して時間を修正する機能を持たない。月に1度は時間を合わせなければならないが、値段は抑えられた。上位機種の『PMD56-2952』は電波受信機能と曜日表示を持つが、価格は約倍だ。機能を押さえて買いやすくしたのは、いかにもシチズンらしい。

文字盤の下に太陽電池の「ソーラーセル」を持つエコ・ドライブは、文字盤がポリカーボネート製である。そのため金属文字盤のような高級感は与えにくいが、価格の割に作りはいい。少なくとも、プラスチックっぽい、テカテカした光り方をしないのは好感が持てる。ギザギザ加工を施したリュウズも、丁寧な加工を証明するかのように、肌を刺激しない。こういう細やかな配慮は、日本メーカーならではだろう。

昨年、筆者はこの限定版を買いそびれた。今年のモデルは非限定だが、すぐ売り切れてしまったら困る。というわけで、見た瞬間注文してしまった。時計を衝動買いする習慣はないが、このモデルは例外だ、というのも、普段使いに最高のパッケージングを持ち、しかもチタンケースとエコ・ドライブが乗っているのに、価格はたった3万8880円なのである。つくづく上手い時計と感心させられた、『プロマスター×mont-bell』。こんな時計を作れるシチズンは、本当にイイ会社だと思う。

文/広田雅将 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

広田雅将(ひろたまさゆき):1974年生まれ。時計ライター/ジャーナリストとして活動する傍ら、2016年から高級腕時計専門誌『クロノス日本版』の編集長を兼務。国内外の時計賞の審査員を務めるほか、講演も多数。時計に限らない博識さから、業界では“ハカセ”と呼ばれる。

『デジモノステーション』2017年11月号より抜粋

(モンベル)mont-bell ウインドブラスト パーカ Men's 1103242 ネイビー/バーントオレンジ(NV/BO) L

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腕時計だって休ませなきゃ。カシオが巣箱みたいな時計スタンド『ウオッチネスト』発売

シャツやジャケットをハンガーに吊るすイメージでしょうか。

カシオの公式オンラインショッピングサイト「e-casio」を運営するカシオマーケティングアドバンスは、時計を休ませるための時計スタンド『ウオッチネスト』を発売すると発表しました。木目の美しさを生かした鳥の巣箱のようなデザインもさることながら、時計を傷つけないインナークッションなどの工夫が凝らされたデザインが秀逸です。

時計の機能を損なわないデザイン

側面から見ると六角形になる木製スタンドは、内部に時計を置いた際に文字盤が見やすい角度となり、ソーラー発電腕時計を置いた場合にも、きちんと光が入ってソーラー機能を損なわないように設計されています。

複数個のウオッチネストを組み合わせれば、腕時計コレクターも満足できそうなコレクションケースにもなります。4個のウオッチネストを並べたサイズに合わせた木製の『ウオッチトレイ』も用意されていますよ。ウオッチネスト、トレイともに、ナチュラルとブラウンという2つのカラーバリエーション展開です。

上質なケヤキ材の質感に癒される

国産材を活用したこだわりのステーショナリーを製作する「BIBOROKU」とカシオのコラボレーションによって誕生したこのプロダクト。木材は厳選された岐阜県産のケヤキ材を使用され、加工・組み立ては越前漆器の産地である福井県鯖江市の熟練した木工職人たちの手によって行われるとのこと。トレイには時計以外にスマホや小物を置くなど、日常使いの良質なインテリアとしても使えそうです。

『ウオッチネスト』単体の販売価格は4500円。ウオッチネストを4つまで乗せられる『ウオッチトレイ』は1750円、そして数量限定で販売されるウオッチネスト4個とウオッチトレイのセットが1万8000円(すべて税込価格)となっています。お気に入りの時計をさりげなく生活空間に溶け込ませてくれるアイテムとして、センス良く活用したいものです。

文/ワタナベダイスケ(編集部)

関連サイト

ウオッチネスト(e-casioオンラインショッピング)

ビボウロク スマホスタンド ツーウェイ 茶 木製 150713

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バウハウス最後の巨匠、マックス・ビルが手掛けた腕時計に至高の機能美を見た

デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び

腕時計はなんとなく欲しいけど、何を買っていいのか分からないという読者のために。業界で“ハカセ”と呼ばれる、腕時計ジャーナリスト広田雅将の腕時計選び指南書『デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び』。

広田雅将の「デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び」連載一覧ページ

 

時計史に残るデザインウォッチの先駆け

ユンハンスの「マックス・ビル」は、時計マニアも初心者も好き、という不思議な時計である。その初出は1956/’57年。当初は磁器製のキッチンタイマーだったが(ユンハンスはキッチンタイマーでも名声を博していた)、大ヒットを受けて、’59年には壁時計が、’62年には腕時計が追加された。デザイナーは「バウハウス最後の巨匠」と言われるマックス・ビル。彼はデザイン要素をそぎ落とし、文字盤を大きくすることで、ユニークで見やすいデザインを与えてみせた。ちなみにニューヨーク近代博物館(MOMA)には、マックス・ビルのキッチンタイマーが収蔵されている。MOMAによる評価は次の通り。「(このキッチンタイマーは)スイスとドイツ工作連盟の精神に根ざしており、デザインを通じて、完璧なフォルムと道徳的な目的を満たした理想的な例である」。生産性とデザインを高度に両立させた試みが、マックス・ビル以前に希だったと思えば、べた褒めは当然だろう。

理由は、デザインスタジオ・バウハウスの姿勢にあった。それ以前のデザイン教育と異なり、バウハウスはデザイナーたちに、工業的な教育を体系的に施した。結果、バウハウスのデザイナーたちは、生産性を考えながら、デザインできるようになったのである。そのもっとも成功した例が、マックス・ビルの腕時計だろう。

ベルトを支える4本のラグは、金型で抜きやすくするため細くされ(後には短く詰められた)、ケースをシンプルに作るため、裏蓋は可能な限り深くされた。また時間を示すインデックスも、コストのかかる別部品ではなく値段の安い印刷仕上げである。しかもマックス・ビルは、デザイン全体をシンプルにすることで、時計を安っぽく見せなかった。マックス・ビルとは、モダンで時間が見やすいだけでなく、作りやすく買いやすい時計だったわけだ。事実、マックス・ビルの価格は、その名声にもかかわらず控えめだ。クォーツモデルの値段は、税別8万9000円。マックス・ビルは、工業デザイナーとしての才能をこの時計で遺憾なく発揮したのである。

現在のマックス・ビルコレクションは、手巻きと自動巻き、そして自動巻きクロノグラフを載せたものと、そしてクォーツムーブメントを載せたもの、そしてクロックに分かれている。バリエーションが多いため選ぶのは迷うが、個人的なお勧めは手巻きモデルの『027 3702 00』だ。

JUNGHANS Max Bill by Junghans Hand Wind 027 3702 00 価格:11万円 ユーロパッション TEL:03-5295-0411

「バウハウス最後の巨匠」こと、マックス・ビルがデザインを手がけた腕時計。初出は1962年だが、デザインはほぼ変わっていない。直径は34mmと小ぶりだが、ベゼルを細く絞った結果、文字盤の面積は拡大。またドーム状の文字盤に合わせて、分・秒針の先端を曲げたため、視認性は非常に高い。手巻き。SSケース。3気圧防水。

理由は3つある。まずは’62年発表のファーストモデルにサイズが一番近いため。また文字盤のデザインも第一作にほぼ同じで、つまりこのモデルがマックス・ビルデザインの忠実な後継者と言える。加えてこのモデルは、ゼンマイを巻き上げるローターがないため、薄くて軽く、着けやすいのである。装着感だけを言えばベストはクォーツモデルだ。しかし手巻きとあまり値段が変わらないのだから、手巻きの方がお得だろう。

▲風防と裏蓋を盛り上げて、ケースを細く見せるのは1940年代から’60年代の時計に見られるデザイン手法。そのため約8mmという薄いケースは、いっそう薄く感じられる。

もっとも弱点はある。オリジナルデザインを踏襲したため、手巻きモデルには日付表示がないのである。時計は日付表示付きがいいという人には、自動巻きかクォーツモデルをお勧めしたい。また手巻きのため、一日に一回ゼンマイを巻かないと時計は止まってしまう。毎日時計のゼンマイを巻くのは楽しいが、慣れない人には面倒だろう。またプラスチック製の風防は、気をつけないと傷がつきやすい。マックス・ビルが採用する風防には傷つきにくい加工が施されているが、最新のサファイア製風防と比較してはいけない。もっとも、傷がついたら歯磨き粉で磨けばいいだけだから、さほど心配する必要はなさそうだ。

▲手巻きのメリットが、比較的フラットなケースバック。ねじ込み式のため、防水性もまずまずだ。また飛び出したリュウズも引き出しやすい。

マックス・ビルの魅力とは、シンプルで時間が見やすいだけでなく、手の届くプライスで、ずっと使えるデザインを持つ点にある。これより高価な時計にも、いわゆる定番はある。しかし10万円という価格帯で、古びない昔のデザインを持つのは、マックス・ビルしかなさそうだ。なるほど手に取ると、レトロモダンという言葉ではくくれない、練られた製品ならではの「まとまり感」がある。この時計が、初心者だけでなく、コアな時計ファンに愛されてきたのも納得ではないか。

文/広田雅将 撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

広田雅将(ひろたまさゆき):1974年生まれ。時計ライター/ジャーナリストとして活動する傍ら、2016年から高級腕時計専門誌『クロノス日本版』の編集長を兼務。国内外の時計賞の審査員を務めるほか、講演も多数。時計に限らない博識さから、業界では“ハカセ”と呼ばれる。

『デジモノステーション』2017年10月号より抜粋

正規輸入品・マックスビルMax Bill by Junghans Hand wind 027 3702 00

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あえて情報を絞ったシンプル腕時計『ICON』は、現代社会へのアンチテーゼなのか

単純に見やすいのがいいですよね。

情報化どころか情報過多といっても過言ではない現代社会。スマホ、パソコン、そしてスマートウォッチから溢れだす怒涛の文字情報の洪水に、若干辟易気味だという人も多いはず。必要最低限の情報しか表示しないシンプル腕時計『ICON』を身につければ、情報過多時代の疲れからちょっとだけ解放されるかもしれませんよ? 製品はシリアルナンバー入りでオーダーメイド生産され、価格は1万1500ドル(約130万円)。2018年第1四半期(1月〜3月)の出荷が予定されています。

時間表示以外、なにもいらない

『ICON』の文字盤はほとんどの部分が黒いプレートで覆われ、設置された小さな窓からは現在の時刻「時」「分」だけが読み取れます。この文字盤なら迷うことなく、時刻を最速で把握できるはず。

高級感ある仕上がり

販売価格を見てもわかるように、『ICON』は単にシンプルなだけの腕時計ではありません。ケースにはポリッシュ仕上げを施されたチタンを採用。風防とバックパネルはサファイアクリスタル製です。ストラップには高級感あるアリゲーター・レザーが用いられ、腕時計本体は水深50mでも動作する耐水仕様となっています。

シンプルイズベストを体現した腕時計

機能に関してはほとんど語るところのないシンプルデザインの『ICON』。その使い方はひと目見ただけですぐにわかるはず。複雑化する現代社会へのアンチテーゼとも言えるアイテムかもしれないですね。

文/塚本直樹

関連サイト

『ICON』製品情報ページ(英語)

「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法

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あえて情報を絞ったシンプル腕時計『ICON』は、現代社会へのアンチテーゼなのか

単純に見やすいのがいいですよね。

情報化どころか情報過多といっても過言ではない現代社会。スマホ、パソコン、そしてスマートウォッチから溢れだす怒涛の文字情報の洪水に、若干辟易気味だという人も多いはず。必要最低限の情報しか表示しないシンプル腕時計『ICON』を身につければ、情報過多時代の疲れからちょっとだけ解放されるかもしれませんよ? 製品はシリアルナンバー入りでオーダーメイド生産され、価格は1万1500ドル(約130万円)。2018年第1四半期(1月〜3月)の出荷が予定されています。

時間表示以外、なにもいらない

『ICON』の文字盤はほとんどの部分が黒いプレートで覆われ、設置された小さな窓からは現在の時刻「時」「分」だけが読み取れます。この文字盤なら迷うことなく、時刻を最速で把握できるはず。

高級感ある仕上がり

販売価格を見てもわかるように、『ICON』は単にシンプルなだけの腕時計ではありません。ケースにはポリッシュ仕上げを施されたチタンを採用。風防とバックパネルはサファイアクリスタル製です。ストラップには高級感あるアリゲーター・レザーが用いられ、腕時計本体は水深50mでも動作する耐水仕様となっています。

シンプルイズベストを体現した腕時計

機能に関してはほとんど語るところのないシンプルデザインの『ICON』。その使い方はひと目見ただけですぐにわかるはず。複雑化する現代社会へのアンチテーゼとも言えるアイテムかもしれないですね。

文/塚本直樹

関連サイト

『ICON』製品情報ページ(英語)

「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法

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「おみやげ時計」と侮るなかれ。プロも認めるスイス製モンディーンの実力

デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び

腕時計はなんとなく欲しいけど、何を買っていいのか分からないという読者のために。業界で“ハカセ”と呼ばれる、腕時計ジャーナリスト広田雅将の腕時計選び指南書『デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び』。

広田雅将の「デジタル世代の身の丈に合った腕時計選び」連載一覧ページ

 

専門家にも好まれるモンディーンの実力

時計好きならば、モンディーンという名前は聞いたことがあるだろう。スイス国鉄の駅時計を模した、ウォッチやクロックを作るメーカーである。いかにもスイスっぽいデザインの時計が魅力で、筆者は何度目かのスイス取材のとき、ジュネーブの土産物屋で買った。しかしこれを、ベタなお土産時計と考えるのは早計だ。

▲モンディーンのベースとなったのは、スイス国鉄のいわゆる「駅時計」。チューリヒ駅のモンディーン ミーティングポイントは、同駅を代表する待ち合わせスポットである。

時計ジャーナリストの端くれとして見ると、モンディーンの魅力は、スイスっぽいデザインが、決して飾りになっていない点にある。太い時分針と赤い秒針のおかげで時間が見やすい上、薄くて軽いため、長時間付けてもストレスにならないのだ。だから意外にも、時計関係者にモンディーン好きは少なくない。

フランソワ=ポール・ジュルヌといえば、泣く子も黙る世界屈指の独立時計師である。かつて彼に、腕に巻いているモンディーンを見せてくれ、といわれた。人の時計に興味を示さない彼が、モンディーンを見たがるのは意外だった。彼は筆者の時計を一通りチェックした後、こう評した。「モンディーンはよく考えられた時計だね。新作のヒントを得たよ」。モノにうるさいジュルヌが、人の時計を褒めたのはたぶん初めてだろう。あるメーカーのプロダクトマネージャーも、やはり筆者のモンディーンを見て「これは見やすくていいね。個人用に買う」と激賞していた。つまりプロに褒められるほど、モンディーンの時計はちゃんとしているわけだ。

もっともこれには理由がある。モンディーンは創業1951年の結構な老舗であり、タフなスポーツウォッチで知られるルミノックスも今やその傘下だ。同社がきちんとした実用時計を作れるのも納得ではないか。

モンディーンには様々なモデルがあるが、今回取り上げるのは、ベーシックな「ニュークラシック デイデイト メンズ ホワイトダイアル」である。

モンディーン ニュークラシック デイデイト メンズ ホワイトダイアル ブラックレザー A667.30314.11SBB 価格:3万1000円 yDKSHジャパン TEL:03-5441-4515

モンディーンの中で、もっとも標準的なモデル。3時位置にデイデイトを持つため、実用性は高い。またケースの直径が36㎜、厚さは8mmしかないため、取り回しも実に優秀だ。ムーブメントは汎用のロンダ製クォーツ。そのため、どこでも修理可能である。個人的な希望をいうと、ブレスレット付きのモデルがあればなお望ましい。3気圧防水。

このモデルを選んだのには理由がある。機械式ムーブメントを載せたモデルも完成度は高いが、値段が10万オーバーのため却下。実用性を考えるとクロノグラフやアラーム付きのモデルもありだが、ケース厚が11mを超えるので選ばなかった。10気圧防水の「スポーツライン メンズ デイデイト」はどこでも使える魅力的な時計だが、直径が40mmと筆者にはやや大きかった。また10気圧防水ならば、風防の素材はミネラルではなく、硬くて割れにくいサファイアクリスタルにすべきだろう。ラージデイトは圧倒的に見やすいが、日付をちゃんと修正しないと、32日や33日が表示されてしまうのは気に入らない。結果、一番ベーシックな本作が残った。

とはいえ、このモデルには「素時計」ならではの魅力がある。ケースの直径は36mm、厚さも8mmしかないため、シャツの袖に引っかからないのだ。また37gと軽いため、ストレスも感じにくい。加えて本作には、現行品では珍しいデイデイト表示(日付・曜日表示)がついている。実用時計としては、十分以上ではないか。それに機械式でないため、磁気帯びで壊れる心配も少ないはずだ。

もっとも、意地悪く見ると、この時計にも弱点はある。ひとつは、秒針の動きがはっきりしないこと。搭載するロンダのクォーツは、ETAなどに比べてトルクが弱い。そのため太い秒針を動かすと、先端がわずかにぶれるのだ。もっともオタクしか見ない些細な弱点だから、普通の人は気にならないだろうが。そしてもうひとつが、風防がミネラルガラス製であること。ミネラルでも問題はないが、硬いサファイアクリスタルならば、実用性は上がったはずだ。価格は最低でも数千円は上がるだろうが、同グループのルミノックスもサファイア製の風防を使うようになったのだ。モンディーンにも採用を期待したい。

▲高い視認性をもたらす、太い針とインデックス、そして赤い秒針の組み合わせ。インデックスも、プリントではなく立体的だ。

今や日本やスイス製を筆頭に、どの時計も素晴らしい完成度を持つ。しかしモンディーンのように普通に使える「素時計」は、もはや絶滅危惧種だろう。正直、モンディーンには、一種の土産物感がつきまとう。しかし色眼鏡を外してみたら、実に素敵な時計なのだ。個人的な意見を言うと、ダニエル・ウェリントンを買うよりも、モンディーンを着けた方がずっとスマートに見えるだろう。

広田雅将/1974年生まれ。時計ライター/ジャーナリストとして活動する傍ら、2016年から高級腕時計専門誌『クロノス日本版』の編集長を兼務。国内外の時計賞の審査員を務めるほか、講演も多数。時計に限らない博識さから、業界では“ハカセ”と呼ばれる。

文/広田雅将  撮影/下城英悟(GREEN HOUSE)

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋

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夏の本命、本格ダイバーズ・ウォッチは普段使いにも映える【夏を楽しむ!】

例年と比べて涼しかった6月から一転、7月に入ってからは驚異的な猛暑が続く、この夏。というわけで、本誌執筆陣が“夏”をテーマに選んだこの夏をものともしない、いや、むしろ積極に楽しむための納涼デジタルグッズ10ジャンル50製品を紹介する!! 今回は腕時計。水辺や山など、さまざまなアクティビティを楽しめる季節だからこそ、手にしたいのは本格的なダイバーズ・ウォッチ。その突出した防水性と耐久性は、海に限らず、あらゆるシーンで活躍する“オールラウンダー”だ。

夏の本命は、本格ダイバーズ・ウォッチ

ダイバーズ・ウォッチは、毎年多くのブランドが新作をリリースする腕時計の定番。今年3月にスイスのバーゼルで開催された時計見本市「バーゼルワールド2017」でも多くの良作が発表されており、なおも高い支持を獲得するカテゴリーであることがうかがえる。

そんなダイバーズ・ウォッチが夏に注目される理由として「夏=水=ダイビング」という図式は確かに当てはまる。だが、もう少し補足すると、水に触れることの多い季節だからこそ、高い防水性能を備えたこのカテゴリーが支持されるのであり、さらに言えば、プロフェッショナル・ダイバーの命を守るために高い耐久性を備えているからこそ、広くアクティブなシーンで活躍するダイバーズが注目されるのである。

だからこそ、選ぶべきは本格ダイバーズ・モデル。プロの使用にも耐える仕様や高いスペックを備えているので、絶対的な安心感がある。

また、深海での潜水経過時間の確認に用いられるダイバーズは、当然、日常での時刻の判読性も秀逸。そして、目盛りが施されたベゼルがアクセントになりつつもシンプルなデザインゆえ、スタイルを問わず幅広く着用できることも、大きな魅力だ。

 

BEST 1

誕生から60年を経てなおも進化するクラシカル・ダイバーズ

ブライトリング スーパーオーシャン ヘリテージ II 42 実勢価格:55万800円

【SPEC】ケース素材:ステンレススチール、ケース径:42mm

ブライトリング初のダイバーズ『スーパーオーシャン』の誕生60周年を記念しデザインをアップデート。基本的なデザインは当時を踏襲しているが、ベゼルには傷が付きにくく耐衝撃性のあるハイテク・セラミックを採用。これまでのアルミ製ベゼルでは出せなかった美しい光沢を放つ。200m防水。

【ここに注目!】 ▲ベゼルとガラスのメタルリングをなくし、ダイアルとベゼルが一体化したように見えるデザインワークが見事だ。

▲搭載されるのは自社開発・製造の新ムーブメント「Cal.B20」。70時間ものパワーリザーブを実現しているのはやはり便利。

 

BEST 2

南極観測越冬隊と行動を共にした国産初のダイバーズが復刻

SEIKO プロスペックス ダイバースキューバ ヒストリカルコレクション 国産ファーストダイバーズ 復刻デザイン SBDX019 実勢価格:37万8000円

【SPEC】ケース素材:ステンレス、ケース径:39.9mm

1965年に発表された国産初のダイバーズ・ウォッチは、当時の技術で150m防水を実現した画期的なモデル。翌1966年からは南極観測隊越冬隊にも提供された。この7月に発売された復刻版は、オリジナルのデザインを踏襲しながらも、性能を格段に向上させている。200m防水。2000本限定。

【ここに注目!】 ▲ケースバックにはオリジナルのイルカマークに加え、ケース素材と防水性能、さらにはシリアルナンバーも刻印。

 

BEST 3

10年ぶりに登場したベル&ロスのダイバーズは、アイコニックな角型

ベル&ロス BR 03-92 ダイバー 実勢価格:48万6000円

【SPEC】ケース素材:ステンレス、ケースサイズ:42mm

ベル&ロス、10年ぶりのダイバーズ・モデル。ブランドのアイコニックなフォルムである角型ケースを採用しながらも、300mの防水性能をマーク。水中での誤操作を防ぐ逆回転防止ベゼルに加え、リューズガードも装備した。リューズにはラバーのインサートを施し、操作性をも高めている。

【ここに注目!】 ▲サファイアクリスタル製ガラスの厚みは、なんと2.85mm。高い防水性能を実現するための仕様なのです。

 

BEST 4

名作ダイバーズの復刻版がメッシュブレスでよりクラシカルに

ロンジン レジェンドダイバー L3.674.4.50.6 実勢価格:28万6000円

【SPEC】ケース素材:ステンレス、ケース径:42mm

1960年代に誕生したロンジンのダイバーズ・ウォッチは、2007年に復刻。クラシカルな意匠によって、今なお高い人気を獲得している。今年は、ラバーストラップなどに加えてメッシュブレスレットのタイプも登場し、ヴィンテージの雰囲気を強調。30気圧防水。

 

BEST 5

1000m防水もさることながら22.2mmのケース厚も驚異的

シチズン プロマスター エコ・ドライブ プロフェッショナル ダイバー1000m BN7020-09E 実勢価格:28万800円

【SPEC】ケース素材:スーパーチタニウム、ケース径:52.2mm

光発電エコ・ドライブを搭載しながらも飽和潜水に対応し、1000mの防水性能を実現。しかも、回転ベゼルの設計を見直し、新たにベゼルにロック機構を採用。だが何より強烈なのはケース径52.2mm、厚さ22.2mm(設計値)が生み出す圧倒的な存在感だ。

[シチズン]CITIZEN 腕時計 PROMASTER プロマスター マリン エコ・ドライブ プロフェッショナルダイバー1000M BN7020-09E メンズ

文/竹石祐三

※『デジモノステーション』2017年9月号より抜粋

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