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腹痛や腰痛、倦怠感、貧血など、さまざまな症状を引き起こす 「生理痛」。 程度は女性によってさまざまだが、日常を送ることさえ困難なケースも。

症状が重い場合、「今日は会社に行くのがしんどい…」と感じることもあるだろうが、「生理休暇」を取得する女性はどれくらいいるのだろうか。

 

■5人に1人が「取得経験あり」

しらべぇ編集部では全国20代〜60代までの会社員女性160名を対象に、「生理休暇を取ったことがあるか?」調査を実施。

その結果、全体で20.2%の女性が「ある」と回答。およそ5人に1人が、取得経験がある結果に。

だが、中には「男性の上司には言いにくい…」「恥ずかしい」と感じる女性もいるはず。

 

■思い切って休暇を申請して病院へ

編集部では、「生理休暇を申請したことがある女性たち」から話を聞いた。

「あまりに生理痛がひどく、生理休暇を取得して会社を休み病院に行ったら、子宮が炎症をおこして腹水が溜まっており、別の病気も見つかりました。

 

男性上司に『生理が辛くて…』と話す時は恥ずかしくて嫌だったけど、伝えてみたら思いの外、心配してくれたことは嬉しかったですね。

 

『生理で休むなんて…』と思いつめて、それまで随分無理していだんたな、と実感しました。それからは、しんどい時は素直に会社に報告するようにしています」(30歳・女性)

 

■理解が得られなかった女性も

一方で、こんなケースも…。

「数年前、男性ばかりの会社に勤めていた頃、生理休暇の申請をしたら迷惑そうにされて、まったく理解が得られませんでした。

 

仕方がないので、その日は『無理のない範囲で在宅で勤務します』と言って譲歩したけれど、結果的に貧血がひどくてほとんど仕事が出来なかった…。ほかにも不信感が募り、その職場は辞めました。生理の痛みが男性には分からないのは仕方がなけれど、せめて理解だけはしてほしい」(28歳・女性)

 

厚生労働省が調査を実施した「平成 27 年度雇用均等基本調査」(平成28年7月26日公開)によると、 生理休暇中の賃金を「有給」とする事業所の割合は25.5%で、そのうち70.6%が「全期間 100%支給」としている。

体調不良で休暇を申請するのは、女性労働者にとって権利のひとつ。 悩んでいる女性は、参考にしてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・瀬戸内レモン 参考/厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」

【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2017年8月25日~2017年8月28日対象:全国20代~60代の会社員女性160名(有効回答数)