IoT

Wi-Fiに見つかった脆弱性で、“穴だらけ”のIoT機器が大量発生する──その脅威が10年は続くかもしれない

Wi-Fiのセキュリティプロトコル「WPA2」に見つかった「KRACK」と呼ばれる脆弱性が波紋を広げている。特にルーターや防犯カメラ、ネット家電などのIoTデヴァイスは対策がとりづらく、パッチを当てるのが困難なことも少なくない。メーカーも消費者もやるべきことが山積しており、問題解決には10年を要するとの観測も出始めた。

侵入口はコーヒーマシン!? ハッカーが語る「スマートホームとIoTの脆弱さ」

とあるイタリアのホワイトハット・ハッカーが、自宅のスマートコーヒーマシンのハッキングを試みた。わずかな時間でプログラムの書き換えに成功してしまった彼は、そのあまりの簡単さに危機感を覚えた。スマートホームが注目を集めるいま、IoTハッキングの真の怖さと必要な防衛策、そしてそれを防ぎうるデヴァイスについての、いくつかのこと。

高層ビルで1日10億人を移動させるエレベーターの管理を、AIがサポート

21世紀に生きる私たちにとって、街の至るところにあるエレベーターやエスカレーターはありふれた風景の一部です。しかし、私たちが安心してエレベーターやエスカレーターを利用できているのは、点検や整備を担当するフィールド・エンジニアをはじめ、多くの人の苦労の賜物でもあるのです。

IoTとコグニティブ技術で「摩天楼の回廊」を監視

オフィスや住宅として利用される超高層ビルでは、一度に何百、何千という人が建物の中を目まぐるしく動き回ります。人々がストレスなく移動できる環境づくりのため、エレベーターやエスカレーターが果たす役割は決して小さくありません。

例えば、機械トラブルで突然それらが停止すれば、多くの人の移動に影響を与えるだけでなく、利用者の身に危険が及ぶような大事故が起きる可能性もあります。

そうした事態を未然に回避するため、KONE社(以下、コネ)では、IBM Watson IoTとコグニティブ技術をエレベーター等の監視やメンテナンスに役立てる試みに着手しています。

Watson IoTで、エレベーターのメンテナンスが変わる!

コネはフィンランドに本部を置く企業で、エレベーターやエスカレーターなどの製造販売、およびそれらの機器のメンテナンスサービスを手掛けています。同社の製品は全世界で100万台以上が使用され、1日に10億人もの移動をサポートしているのだとか。

そのメンテナンスに活用されるのが、「IBM Watson IoT」です。エレベーターのセンサーから稼働状況等のデータを収集し、リアルタイムに機器の状態を把握する仕組みを実現。収集したデータはWatsonとそのコグニティブ技術で分析され、潜在する問題を検出して、高い精度で故障時期を予測します。

また、問題が検出された場合はメンテナンス担当のエンジニアへしかるべき情報(機器のスペックや、想定されるトラブルの原因など)が入るため、迅速に対応することができます。復旧への時間をなるべく短縮でき、事態の深刻化を防げるのは大きなメリットといえるでしょう。

コグニティブ技術を用いたloTのサポートで、エレベーターやエスカレーターのメンテナンスは大きく変わろうとしています。そんな変化の一端を、下記の360°動画でも体感してください。

photo:Getty Images

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イスで有名なハーマンミラー、働く人を「立ち上がらせる」システムを開発

「アーロンチェア」「イームズラウンジチェア」などで有名なハーマンミラーが、イスに座っている人に対して「立ち上がること」を提案するシステムを開発した。家具のセンサーが人の動きを分析するクラウドプラットフォームで、その真の狙いはビッグデータを活用したオフィス空間づくりにあった。

IoTで実現する、208億個の「モノ」がつながる世界

「スニーカー、電車、洗濯機、マイカーの共通点は何か?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか? 一見、何の関連もないように思えるこれらを結びつけるのが「IoT」というキーワードです。

米・ガートナー社によると、2020年までに208億個のモノがインターネットに接続される近未来的な世界が、IoTによって実現しようとしています。

IoTで実現する「近未来世界」

IoT(Internet of Things/モノのインターネット)とは、さまざまなモノをインターネットに接続し、相互に情報交換できる仕組みです。パソコン、家電製品、自動車、産業機械はもちろん、極小のセンサーなどを織り込んだ衣類までもが、インターネットに接続できるようになりました。

IoTが話題になる以前から、インターネットからレシピをダウンロードできる電子レンジなどの家電製品は存在していましたが、近年、特に注目を浴びているのは、IoT機器に搭載されたセンサーからインターネットに情報を送信する機能です。

送られてくるさまざまなデータをサーバー上で分析することで、現実の世界をシステム上でリアルに再現したり、機器の状態を把握したりできるようになります。

2017年は「IoTの分岐点」となる

IoTによって、私たちの生活は大きく変化していくと考えられています。

たとえばあなたが運動好きなら、IoT対応のスニーカーを履いてランニングを楽しむ日が遠からず訪れるでしょう。

スニーカーに極小のチップを搭載して日々のランニングのデータを自動的に記録するだけでなく、トレーニングのスケジュール管理を任せたり、使用状況をモニタリングして適切なタイミングで自ら買い替え時を教えてくれるスニーカーもつくることができます。

あるいは、日々の洗濯物の量や頻度から、洗剤を注文する際に最適な価格と購入先を予測するIoT対応の洗濯機なども登場するかもしれません。

テクノロジーの発展は、まさに日進月歩。2017年はまだ見ぬ世界への第一歩を踏み出す「IoTの分岐点」となるでしょう。

photo:Getty Images

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「ネット中立性」が損なわれると、IoTの未来まで危うくなる

ネットワーク中立性という考え方のおかげで、わたしたちは利用するサーヴィスやデヴァイスによって差別をうけることなく、平等にインターネットにアクセスできた。しかしいま、「ネットは平等」という前提が覆されようとしている。そのとき、実はIoTの未来まで脅かされることになるのだ。

「ネット中立性」が損なわれると、IoTの未来まで危うくなる

ネットワーク中立性という考え方のおかげで、わたしたちは利用するサーヴィスやデヴァイスによって差別をうけることなく、平等にインターネットにアクセスできた。しかしいま、「ネットは平等」という前提が覆されようとしている。そのとき、実はIoTの未来まで脅かされることになるのだ。