Journalism

実力者たちは、かくしてメディアを黙らせる──「ゴーカー訴訟」のドキュメンタリー作品から見えたこと

ハルク・ホーガンとゴーカー・メディアによる「セックス動画」をめぐる法的闘争が終結を迎えた。映画監督のブライアン・ナッペンバーガーは、ドキュメンタリー『メディアが沈黙する日』で、ゴーカーとホーガンによる闘争は不可逆的にメディア界を変化させたと主張する。本作の意義を、2人のジャーナリストが語り合った。

「報道の自由」は、オンラインセキュリティーの強化なしには守れない

米国ではトランプ政権がメディアへの情報漏洩防止に神経を尖らせ、ジャーナリストたちは政府からの監視の危機にさらされている。いまや人々にとって、ジャーナリストへの情報提供は大きなリスクを伴う行動だ。報道の自由を守るため、あらゆるメディア企業にとって、オンラインセキュリティーの強化は急務である。

「報道の自由」は、オンラインセキュリティーの強化なしには守れない

米国ではトランプ政権がメディアへの情報漏洩防止に神経を尖らせ、ジャーナリストたちは政府からの監視の危機にさらされている。いまや人々にとって、ジャーナリストへの情報提供は大きなリスクを伴う行動だ。報道の自由を守るため、あらゆるメディア企業にとって、オンラインセキュリティーの強化は急務である。

SNSとフェイクニュースの時代の「メディアのゆくえ」を読み解く7本のストーリー

発売中の雑誌『WIRED』日本版VOL.28の第2特集は、「ポスト・トゥルースとメディアの死」。ソーシャルメディアが全盛になり、フェイクニュースが量産される時代に、メディアはどこへ向かうのか。『ニューヨーク・タイムズ』の次世代戦略や人工知能による記事の量産、そして「マケドニアのフェイクニュース工場」の潜入ルポを含む7つのストーリーを通して読み解く。

複雑な世界を伝えるために、ゼロから取材していく「人類学的ジャーナリズム」ができること

ロンドンの金融街で働く200人へのインタヴューから、金融業界の実態を描き出す──。オランダ人ジャーナリスト、ヨリス・ライエンダイクが著書『なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?』で記録したプロジェクトが明らかにした真実とは何だったのか。ライエンダイクの人類学的アプローチから考える、ポスト・トゥルース時代にジャーナリズムができること。

「AI記者」の進化が、読者を増やし、ニュースルームを効率化する:『ワシントン・ポスト』

米大手新聞社の『ワシントン・ポスト』が、人工知能(AI)による報道を強化している。“記者”であるAI「Heliograf」は選挙報道において、いかにも『ポスト』らしい雄弁な語り口の記事を書くまでに進化した。同社の試みからは、AIによるジャーナリズムが今後大きな役割を果たす未来が見えてくる。

『ニューヨーク・タイムズ』次期社長が挑む、ビッグシフトの全貌

メディアビジネスが厳しくなり、ニュース企業が信頼をなくしつつあるいま、『ニューヨーク・タイムズ』は人々に健全なジャーナリズムを提供し続けようとしている。165年の歴史上最大のビッグシフトを率いるのは、副発行人のアーサー・グレッグ・サルツバーガー。ジャーナリズムの未来を託された若き後継者は、いかにしてNYTを来るべきデジタル時代に導こうとしているのか?

ニュースは「怒り」で拡散される:分断を生み出すメディアのビジネスモデル

ソーシャルメディアの登場によって、特定のニュースメディアが世論に対して影響力をもつ時代は終わった。フェイクニュースにあふれた「ポスト・トゥルース」の時代に、メディアビジネスはいかに変容し、ジャーナリズムはどんな危機に陥っているのか。『WIRED』US版統括エディター、ジェイソン・タンツが綴る。